オーストラリア シドニー留学 現地レポート

福武会長の講演会2

2010/12/20
福武会長の講演会が11月29日開催されました。

<福武会長の講演要旨>
3期生が落ち着いて、楽しく学んでいる様子を見て嬉しく思う。日本で大学に行く人とは志の違う人たちの中で、刺激を受けながら一つひとつのハードルを越えて成長していく、"勉強の仕方"に気付いたのではないか?社会人になると、意外と"自分でハードルを設けて越えていく"ことが難しくなる。仕事とは、自分の仕事や役割を与えられてしまうもの。今、社会に出るまでの短い間かもしれないが、"自分でハードル(目標)を設けて乗り越えていく"という貴重な経験をみんなはしている。だからぜひここで"自分の成長の仕方"を身につけて欲しい。世の中には、たくさん難しい問題がある。その問題を解決することがこれからみんなに課されていく。問題を解く"公式"を知っていれば、かなり高い確率で解くことができる。

そこで言っておきたいのは、闇雲に勉強するのではなく、一つひとつ確実に基礎を勉強することが大事だということ。なにか"やりたい"ということがあるときに、その中のエッセンス(ベースとなるもの)を発見して欲しい。それが発見できなければ、一つの仕事しかできなくなる。今、時代はどんどん変っているからこそ、こういった原理・原則を持たないとやっていけない。変化していくものにみんな注目しがちだが、それだけではダメになる。

こうしてオーストラリアにいるみんなは、日本にいては気付かなかった色々な考え方、情報、ものの見方があること、多様性の文化への"気付き"があるはず。一つの世界だけにいると、本当は色々な見方があるにもかかわらず、一つの見方しかしないから新しい発想が生まれない。新しい発想がなければ、成長のチャンスも少なくなる。成長するのは、新しい市場や新しいマーケット、新しいお客様があるからではなく、"新しい気付き"がみんなの中にあってこそ、成長するのだ。では、"新しい気付き"はどうしたら起きるか。例えば自分と違う発想をする人と話すときなど。日本で日本語だけで話すのと、英語を使っていろんな国の人と話すのとでは、気付きも情報も違ってくる。ただ、せっかく情報があっても、"問題意識"がないと、情報をうまく引き出せないし、やりたいことにうまく結び付けられない。だから、「自分が何がしたいのか」「何が問題で課題なのか」深く考えて欲しい。

それから、将来のためにもう一つ。リーマンショック以降、思考は変わった。アメリカでは、ソーシャルビジネスやNPOといった団体が就職トップを占めるようになった。要するに、お金だけを求める時代ではないということ。「社会で役に立つ」そのために自分自身を認めてもらえるような仕事に就きたいと思うようになった。時代の大きな変化だ。みんなにもそういった感覚を持ってもらいたい。海外に出て、世界で自分のスキルや価値を認めてくれる場所があるかもしれない。向上しようとしている気持ちも含めて、自分の価値を認めてくれる場所。認めてくれれば、どんどんスキルも上がる。日本人ではあるけれど、"地球人"として活躍するために、技術やスキルの習得、それ以上に一緒に学ぶ人たちに負けないという気持ちで勉強して欲しい。すると、必ず注目され広がっていく。自分の持ったスキルで、世界で認められるようになる。だから、これからも頑張って欲しい。

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福武会長の講演に聞き入る3期生達

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この日、今までGCAでアドミンの仕事をして下さっていた久原和歌子さんが最終出社日でした。そこで、会長から送別品とメッセージカードが贈呈されました。 わかさんの今後のご多幸、ご活躍を心よりお祈り申し上げます! GCAスタッフ・学生一同
Benesse Global Career Academy学生からのメッセージ

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岡山県立総社南高等学校出身
水川 ちひろ

オーストラリアに来て、9か月が経ちました。TELCも無事に修了して、来年2月にはTAFE本科に入学です。TAFEではツーリズムを学びます。TAFEはTELC以上に英語が難しくなる上に、専門知識を学ぶので大変だと思います。だから正直怖いけれど、同時に楽しみでもあります。というのは、TAFEに進めば、ずっと学びたかったツーリズムを専門的に学べるからです。 私がツーリズムを選んだのは、旅行が好きだから。両親は私が幼い頃から旅行によく連れて行ってくれていました。日本国内をはじめ、海外もいろんな国を旅行しました。その経験は、私の視野を広げてくれました。そして、将来は旅行関連の仕事に就きたいと思うようになりました。だから、オーストラリアへの留学も迷いはなかったです。日本で大学に行くより、英語を習得した上でツーリズムの専門知識が得られるTAFEに魅力を感じたからです。 こちらに来てよかったこと。それは、ホストファミリーがとても親切な方たちだったことです。英語が聞き取れなくて、返せる言葉は“Yes”か“No”だけだった私に、ホストファミリーは同じ内容を何度も話してくれたり、テレビでやるニュースの内容を教えてくれたりしました。そんな関わりのおかげでやっていくことができたのだと思います。それから、TELCも新鮮な授業内容でよかったです。印象に残っているのは、オーストラリアの観光地となっている「ウルル」について勉強したことです。先住民アボリジニの聖地である「ウルル」の山に、登るべきか否かというテーマでした。これは、観光収益、環境保護、人権など様々な問題が絡んでいる難しいテーマだけれど、こうした考えさせられるテーマを扱う授業が私にとって、とても有益でした。オーストラリアに来て、それまでにも増して好奇心が強くなりました。これから、いろんな経験を積んでいきたいです。
2010年12月20日
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