オーストラリア シドニー留学 現地レポート

福武会長の講演会が開催されました

2011/04/21
2011年4月15日、4月に来豪した4期生のオリエンテーションの一環で、 GCA設立者の福武(ベネッセ)会長がシドニーに来て下さいました。 この日は、福武会長の講演会のほか、4期生との個別の面談がありました。

<講演要旨>
GCAによく来てくれた。
異国の地に来て不安だと思うが、それは当然のこととして、ひとつの経験だと思って欲しい。
"わからないこと"があればあるほど、経験を積めるということ。わからないことを経験しながら、みんな成長していく。 
GCAをつくったのは、日本の国の将来を考えたとき、今のままではこれからの国際社会で難しくなる。子どもたちがこれから幸せになるためには、日本という小さな世界にだけいてはダメだと考えたからだ。

世界地図を見て欲しい。私は海外で買った世界地図を毎日眺めるうちに、少しずつ考えが変った。
海外で買ったその地図上では日本は"Far East"。一番右端に 位置する。
日本で見る世界地図は日本が真ん中にあるが、世界の人たちはそう見ていないということだ。
世界65億人の人がいる中で、1億人ちょっとの人だけが日本を中心にした地図を見ている。
だが世界の人たちは、自分の能力をいかんなく発揮できる場所を、世界という大きな土壌から見つけている。
それは、それだけチャンスが多くなるということだ。 

皆さんも、世界という大きな土壌で、大きな志と夢を持っていきいきと生きて欲しい。
日本人であると同時に"地球人"であってもらいたい。さらにいうと、日本人である前に"地球人"であって欲しい。
もちろん日本人のDNA、日本人の血や考え方を持ちながら"地球人"であってほしい。
今回の震災でも、冷静さや落ち着き、あるいは略奪がない点など、世界から日本人の素晴らしさが評価されている。
だからといって、その良さを日本だけで発揮するのではなく、"地球人"として活躍してほしい。
そのために必要となるのは、ひとつは"語学力"。もうひとつは、どこでも通用する"スキル"。
自分の努力次第でスキルはあがる。そのスキルを持って、必要な国に行って欲しい。それが"地球人"だ。
日本の大学は、ほとんどが教養的なもので専門のスキルが身に付くのはほんのわずか。
日本で得られる資格は、日本でしか通用しない資格だ。それでは世界の人と競争できない。
オーストラリアの教育は、お金よりも一人ひとりのスキルが重要視される。そのスキルを養えるのがTAFE。
その意味からも、皆さんが高校を卒業して勉強するには、オーストラリアが一番いいと思っている。
語学はあくまで手段。目標は"どういうスキルを身につけるか"。それはこれから見つければいい。
世界中で自分のスキルを使って、お金をもらう。どこの世界でも食べていけるということは、自信につながる。そのための"語学力"と"スキル"。
そのスキルは初めは高いわけではないが、一段一段高めていけばいい。そうするうちに必ずその分野で一目おかれる人になる。

もうお金だけの時代ではない。"自分はどういう人生を送りたいか"について考えて欲しい。
"本当の幸せとはどういうことか"ぜひこの国でいろんな国の人と接する中で学んでもらいたい。
世界の人たちの多様な価値観に触れながら、勉強のおもしろさを知って欲しい。今までは与えられた勉強だったと思うが、これからは自分で選んだ勉強だから、意識も違うはず。
これからの生活で大切なのは、        
①好奇心を持っていろんな人に会うこと。
②チャレンジ精神をもつこと。
③時間を上手に使うこと。
3つ目の"時間の使い方"は、難しいけれど重要。どんな人間にも等しく与えられている"時間"を大切に。
焦らずに、でも時間を取って勉強し続けて欲しい。大事なのは、"継続できるかどうか"。
"継続は力なり"。本気か本気でないかが、継続できるかどうかを決める。
ここでのこれからの学びを、互いに助け合い、協力し合って頑張ってもらいたい。
1年後の皆さん一人ひとりの成長を楽しみにしている。

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福武会長の講演を真剣に聴く4期生

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福武会長との個別面談の様子

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TELCにて福武会長と集合写真
2011年4月21日
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